トランプ政権下では科学論文・報告が検閲される?
トランプ政権のアメリカ合衆国環境保護庁(EPA)の移行チームの広報担当責任者によると、環境保護局の科学者は科学的な論文をパブリッシュする前に、その内容をレビューされる可能性があると言ったそうだ。
NPRによると、トランプ政権のEPA移行チームの広報担当者であるダグ・エリクセンは、移行期間中、科学者は機関外に仕事を公表する前に、内部査定プロセスを受けるべきだと述べたらしい。
エリクセン氏は、「EPAの発信が新政権を反映するように、詳細を調査するつもりだ」と語った。
ただしエリクセンは、そのような審査プロセスが、トランプのEPAの永久的なものになるかどうかについては言及しなかった。
もしこれが継続的に実行されれれば「研究員の科学的知見または結論の適時の公開を抑制、改変を許してはならない」というEPAの科学倫理基準と直接矛盾することになるそうだ。
またEPA職員にはソーシャルメディアの投稿やニュースメディアと話をしないようにお達しが出てるとのこと。
"alternative truth"で「1984年」がバカ売れしてるようだが、トランプ政権は科学的事実まで捻じ曲げ、ますますジョージオーウェルの描いたディストピア的世界観に近づいてきた。
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