アマゾンがブラック企業だと暴露されて、市場原理主義社者の嘘が暴露される

togetter.com

http://www.nytimes.com/2015/08/16/technology/inside-amazon-wrestling-big-ideas-in-a-bruising-workplace.html

(togetterのは訳が直訳すぎて読みづらいので原文を読むことをおすすめする)

NYTによってアマゾンがブラック企業だと暴露されて、市場原理主義者共が ことあるごとに言ってくる

「雇用の流動化を促進すれば、解雇権を強化すれば、逆にブラック企業は淘汰される」

という論理が嘘だということが暴露された。

市場原理主義は、 キリスト教原理主義とアメリカプロテスタント、そしてアメリカ建国の精神の3つが複雑にブレンドされた 経済学とは言えない一種の宗教だ。 いまのアメリカの置かれている大惨事は、すべてこの経済学の皮をかぶった宗教が原因だ。

我々はこの市場原理主義という宗教が日本にこれ以上侵食しないよう注意を払い続ける必要がある

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ちなみに倉庫における労働では、アマゾン社は 2011年に43度の灼熱倉庫で働かせていたことが問題になっている

  www.mcall.com

GIGAZINEの記事も参考に成る

gigazine.net

2011年、ペンシルバニア州Amazon倉庫では、脱水症状や熱中症で倒れる従業員が続出。この対応にあたってAmazonは、空調設備を改善するのではなく倉庫の外に救急車と救急隊員を待機させ、倒れて運び出された従業員に応急処置を施したり地域の病院に搬送したりするという処置を講じた

amazonの問題はブラック労働だけじゃない!

最近アマゾンはBBCが放映している自動車番組トップギアから長年司会を務めてきた ジェレミー・クラークソン、リチャード・ハモンド、ジェームズ・メイ3人を雇用したと報じられたが*1、この内ジェレミー・クラークソンはプロデューサー に顔面パンチを食らわせてトップギアを降板になる1年前に、レイシスト・セクシストな発現を番組で行ったことで知られている*2. アマゾンで立ち上げる新番組は、トップギアと似たコンセプトになると予想されており、 トップギアという元々差別的な番組の複製番組がアマゾンのような超巨大資本主導で作られることになりそうだ。 また映画監督、俳優、脚本家のウディ・アレンにもAmazon Prime Instant Videoの番組制作をさせてるが、ウディ・アレンには養子でもらった子供に性的虐待をしてた疑惑が浮上している *3.ちなみにこの疑惑は日本版wikipediaには書かれていないため知らない人も多いかもしれない.英語版には当然この部分に対する記述はある.

 

このようにアマゾン社は、エンターテイメント産業界の問題のある人物ばかり起用してるが、それに対する批判には口を閉ざしたままだ。 米国では既にTV産業に食い込もうとしてる超巨大複合企業アマゾンがここまで邪悪だということにもっと危機感をもったほうがいい。

ちなみに私はアマゾンもヨドバシも一切使わない。

付記:

他の闇については『潜入ルポ アマゾン・ドット・コムの光と影』を読んでください

付記2: クラークソンがAmazonと年17億円で契約。ハモンドとメイは各13億で契約したようだ. 前職よりも収入が増えることになる。差別発言で糾弾された人間が、それによって得た利益で更に高額な報酬をもらう。こんな馬鹿げたことがあるか?ふざけんなよ!

 

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